真の豊かさ

古い時代の終わり

しばらくSNSから遠ざかり
創作に集中して静かな心地よさを取り戻していた
同時にこの期間潜在意識の本を読破して3つのワークにも集中
改めて自分の中から湧き上がる
色や形や組み合わせをデザインや絵や染色表現で
うみだすことが最大の喜びなのだ
求めているのは物質的に満たされることではないのだと
深い深い所から意識できるところへ来れた やっと
そして大切な人達と美しい自然が軸

去年冬に初コロナで寝込み
床上げしたタイミングで友人から導いていただいた
八ヶ岳クラフト市へ向けて変化変化の1年を過ごしてきて
ようやく創作の終わりが少し見えてきたところに夕陽が差し込む

MUKTAの自作スクモ藍建も
加温無しの3週間目にしてようやく藍が建つ
インド藍の藍建も深い深い藍色に

草木染型染の摺込

これもまた楽し🌸
梅で染めた布
ラック、墨、藍棒を使った摺込
絵を描く感覚に近い染め

温かい先生の姿勢や人となりを感じて

人へ何かを与える思いの軸

普段からの生き方から滲み出る物と感じられました

※型紙デザインは既存のもの

染工房巡礼(京都・大原)

染工房巡礼(京都大原)

山深い地へ車を走らせ
ようやく辿り着いた
三千院
豊かな山里の奥に佇む
柿渋染の「みつる工芸」さんへ

柿渋染これから自作してみたく
初めて染めさせて頂いた
鉄媒染で美しい黒
使い続けて洗って行くと
色が茶に変化してくそうなので
また楽しみです♪

それにしても京都・大原は水が清らか
山から流れ続ける冷たい水が
工房で染の洗いに使われている
水の質や環境が作品に反映されるのかな
やっぱり田舎が好き
自然の中にある工房はいいな

染工房巡礼(京都)

一反分(12.5m)の板締め絞り
雪花絞りを
職人さんから教えて頂きながら2時間弱で仕上がりました!
長い方は4時間とか…
職人さんは1日に4反折るのだとか

1週間後、京都から反物が届きました
布の違いで同じ柄で染めた手ぬぐいとは
また違う絞り紋様と滲みの風合いになりました
この夏着れるかな

染工房巡礼(奈良)

奈良県郡山
豊臣秀長によって築かれた城下町
途絶えていた藍染を復活させた工房「ふれ藍工房 棉元」さんへ
家業はお祖父さんお父さんの代に
「綿屋」綿打ちを専門とする工場と布団の仕立てをする「西井製綿所」でした
江戸時代には五軒屋敷の北端「評定 所」があった場所に土地をもとめて工場を建築されたそう

染色雑誌 90年代の染色αに掲載されていた西井さんの板締め絞り作品に惹きつけられ
実際お話を聞かせて頂きました

天然灰汁発酵建の藍甕が
工房の外と中ににズラリと並び
なんと全て加温をしない10度で
染められる状態を維持されているとか!
微生物の話、管理方法、絞りの技法、色々お話し聞かせて頂きました

その前に立ち寄った
売太神社(めたじんじゃ)は
「古事記」の伝承者として知られる稗田阿礼(ひえだのあれ)が祀られている神社

奈良は世界遺産見所満載
また今度ゆっくり巡ります

榎染め

工房で学びの日
榎の葉から赤系に染まる
以前染めた時よりもずっと
茶味のないいい色

榎の他
赤系に染まる自然の中の
色々な植物を教わる

この時の色は今しかない
植物の中に眠る様々な色
変化し続けている色
生きている色
秋は豊だ

ずっと楽しみにしていた沙弥郎展
草木工房の帰りに寄り道

他のどんな作品展でも
大切にしてるのは
影響されすぎないように
自分のオリジナリティと
距離を保ちながら観る

しかしどれも力強くて
模様の美がおもしろく
つい解明したくなる
考え方も興味の対象も
共感すること多々
楽しかった!

種から土に還る布へ

ついにこの時

染織の先生
また遥々ご自分の藍を持って
お越しくださり
藍甕の様子を見て
足してくれ

機織り機の修理までしてくれ
初めて種から育てた棉を
横糸で通した日
大切に織ろう

横からチビもやりたそう
卒園制作だな

トランクケースにご自分の藍6ℓ

カボスをたくさん詰め込んで

いつも迷わない様に正しい道筋を気づかせてくれ自分を反省する気持ちも生まれてくる

仁のある人とはこの方だ

蓼藍生葉染め

今日は草木工房の日

自宅でも工房でも
生葉染め月間

濃く染める方法を数日前に試験していた方法と同じやり方だった

刈り取る時期と部位
抽出の方法そして酵素が要

色々な師から得る知識と
何より自分の手で実験し失敗することが
答えはひとつではない
深みへと繋がって行くと実感

最近元気の無い藍甕の話をすると
工房の元気な天然灰汁醗酵建ての藍を少し分けて頂きました

写真lastはアトリエで畑の蓼藍の色々な生葉染め実験サンプル🧪

経糸の綜絖通し

織まであと一歩という所まで導びいて頂きました
経糸の綜絖通し丸一日作業に
師匠は着物を織る時1000本以上通すのだとか

宮古島のぶーんみと宮古上布

ぶーんみ ー 苧麻績み

伝統工芸の宮古上布が仕上がるまでの
気の遠くなる多くの工程の中の
一番始めのところ
一番良い糸になる季節に
工房裏の苧麻を収穫して
ぶーばき ー 苧麻剥き

たまたまこのタイミングで
お話しを伺う事ができた
縦糸も横糸も100%苧麻
織る前の染めもきめ細かな作業
代々受け継がれてきた先生が
ぶーんみの担い手を残す為
毎週集まり手仕事する姿がとても楽しそう

子供たちと宮古織体験をしました。縦糸の通し方も口頭で教えてもらいつつ、いつまでも織続けたくなりました。

宮古島のヒルギ染め

宮古島のヒルギ
先生の亡くなられたご友人が
染料にと送ってくれたものだそう
ヒルギとはマングローブで
何層にもなる樹皮を
4時間も煮出した染液に

またわがままを言って
持参の板の板締め絞り

鉄媒染とアルミ媒染で
山と谷

今年の春は山崎和樹さんの
草木工房へ行く事が決まっていましたが
よく考えて氏田先生にお願いした事を
今改めて正しい事だったなと
しみじみ思う帰り道です
本当に尊敬する大好きな方に出会えて幸せです

宮古島のフクギ

久しぶりの先生の工房
愛しの宮古島の福木を染めたくて
用意されていたのは3箇所の福木
宮古島・石垣島・今帰仁の3種混合

わがままを言って
あらかじめ下処理してきた綿に
持参の板締めで染めました

福木の鮮やかな深みのある黄色
宮古島熱しばらくは抑えられるかな

染色家 田中賢二さん

数年前に出会った暖簾
の染色家
田中賢二さんの工房で
板締め絞り

不思議な巡り合わせに感謝です

元グラフィックデザイナー、ジャズ好き、幾何学好き

共通する事ばかりで色々なお話が楽しかったです

https://www.kenjitanaka.info/post/【小淵沢日記】1

身体から言葉へ落とし込むのに時間のかかる私を

朝から夕まで打ち合わせと称して過ごした友と語り合うことで
腑に落ちて溢れ出す

私はやはり人の真似はしない
自ら湧き出るものを大切に
尊敬する方からのみ
真似をしたいと思う
お隣から真似をするのは趣味ではないと実感

田中さんは正にそんなワイルドサイドな人
もとグラフィックデザイナーから染色家への転身は潔いものでした

対極の師を持つ
バランスを大切にしたい

こちらの我が師から得た
自然が師
をどんな染色家に出会っても
家路に着けば残っている

大切にしたい
そしてこのご時世にありがとう家族

藍型糊・筒描き糊

藍型糊(筒描き糊)の作り方を
習いました
天然素材だけで蒸したり
すりこぎで混ぜたり
途中おいしそうな匂いがしたり
まるで料理している様
最後のおいしい所を
こどもたちに取られてしまいました
今度の造形教室でも
こどもたちがきっと夢中になるはずです

先生、今日も良き学びをありがとうございました❤️

昨夜、自宅で糊作りの復習
なかなかの力仕事です
筒描きしたものを乾かし藍染め
色が無事抜けました🙌

藍も日に日に色が深まっています

コチニール

草木染めの学びの日

コチニール
貝殻虫の赤
自然の方法で弱酸性にし
微妙な匙加減で中性へと傾ける
わくわくするマゼンダ💕

赤芽柏

尊敬する大好きな方のもとで
1年間季節を通して
草木染めを深く学ばせていただく🌱
アカメガシワ
染液の中は金の様な艶
鉄媒染の黒染めでグラデーション

新年の光の瞑想会

たまにはスピリチュアルな
INFORMATION💫

 SUDHA SUN UNIMONDY
「新年の光の瞑想会」
2021/01/10 SUN
場所:おおぐすびれっじ(おひさまえん)

今から16年程前、現在の様に星の動きを意識する事は一般的で無かった時代に巡り会った友人、スッダサンユニマンディ。
彼女は、出会った頃から変わらずに一貫して唱えてきた事に
まず丹田を鍛えグラウンディングする事
その上で宇宙的な感覚を開く事
産まれながらに持ち合わせた才能を個々に開花させる事
男性性と女性性
社会性と弧
陰陽のバランスなど
その様な教えを長期にわたり沢山の方に伝えて来た方だと思います。
今ではすっかり有名になられたスッダさんを
くすのきびれっじ へ、ナビゲートさせていただきます。
2021年 新月近くに「新年の光の瞑想会」を行います。
新年に、これからの新しい時代へ向けた自分自身の新たな指針を確認する、創造的な時間を過ごしませんか。

FB:https://fb.me/e/3fiZgRug9

・・・・・・・

2021/01/10 SUN
くすのきびれっじ(おひさまえん)
「新年の光の瞑想会」
6000YEN
15:30〜18:00

・2021年の宇宙の流れについてのお話
・チャネリングにより自分の2021年のテーマを知る
・水晶気功ヒーリングによる波動調整

◯個人セッションご希望の方
12:00〜15:00

2020年12月22日に、水瓶座でグレートコンジャンクションが起こり、2021年は水瓶座エネルギーが活発に開かれて来る年になります。

水瓶座のテーマには、
精神性・スピリチュアリティ・自由平等・平和・自立・独自性・改革・フレンドシップ・科学・宇宙・多様性・突発的な変化
というものがあります。

2021年は、より精神的な気づきがやって来て、自由な世界が開かれて来る年になります。

この瞑想会の直前である2021年1月7日には、半年も牡羊座に長期滞在していた火星が牡牛座に移行し、
2020年6月下旬からずっと取り組んでいたことが次の段階に進み始めた時になります。

また、2021年1月14日から天王星が順行に転じ、2021年の全惑星順行期間に入る直前の瞑想会となります。

2021年の全惑星順行期間は、1月14日〜1月30日、2月22日〜4月29日。

この全惑星順行期間は、逆行している星がなく、ブレーキがかかっていない状態で、
思いの現実化が起こりやすかったり、物事の進んで行くスピードが速い時になります。

火星が動き、全惑星順行期間の始まる直前の、2021年の最初の流れが変わる時の瞑想会になります。

2021年の宇宙の流れや自分のテーマを知ったり、水晶気功ヒーリングを受けて今年に良いエネルギー調整の出来る瞑想会になります。

気になった方ぜひご予約ください。

RESERVATION:suncitrinestone@yahoo.co.jp

紫根

大好きな先生と
色々なお話を伺いながら紫紺染め
紫色はあまり使うことの無い色だけど
自然な紫色はいい色

休日の朝早く起き
萩の花咲き金木犀香る道
自転車を走らせて座禅会へ
新年に知りご縁繋がり出会えた場所
今必要なことがちょうど良いタイミングで訪れる
物質的と愛についてに繋がるお話も聞けました

正藍染

久しぶりに正藍染へ
帆布を板締め絞り💙

「植物が先生だから」と
先生から大好きな月桃や
日本茜の苗もいただきました

そろそろ藍建にも挑戦しようかな!

草木染め作家 kittaさん

kitta さんの展示会へ✨

私が都内から逗子へ引っ越す前
地元鴨川に数年いた頃
鴨川にkittaさんの工房が有りました
その後沖縄へ移住されてしまって
作品を観てみたいと思い続けて10年
ようやく出逢えて感動のひととき

色と光と陰と
作品の中に入って静かに瞑想したくなる様な
柔らかな気をまとった心地よい空間

染めのこと、枇杷染めの時のこと
教えて頂き嬉しかったです

kitta www.kitta-sawa.com

アトリエ・エレマンプレザン 佐久間 寛厚さん

<

美と生命「いのち が輝くための場とは」

場所は葉山町上山口 STUDIO RODA にて開催された
アトリエ・エレマンプレザン 佐久間寛厚さんのトークイベントへ参加しました

佐久間さんは、ダウン症の人たちを中心としたアトリエを開いており、制作の手伝いをしています
彼らに特化した理由、向き合う姿勢、信頼、まずは己、など、言葉にならない意識の変化を感じる学びが多々ありました

彼は非常に鋭い感性を持っていた
本来彼自身の感性を鋭くさせうる何かしらの体験により今を生きているのだと感じた

直接お話しして、私自身の事についてお話しをさせて頂くと
「アートセラピーなんかやらなくていい、ただ絵を描けばいい」と
造形教室について言われた言葉であったけれど、
この言葉をすぐに消化しきれず数日混沌としてしまった

WHAT IS “ART THERAPY” FOR ME ?

この問いに対する答えを必死に探していました

しかし、この混沌とした言葉にならない感覚を
「アートセラピー」という手法を用いてみると
やはり、腑に落ちるこの感覚
整理され答えが導きだされるこの感触
私にはとても大切なもの

波、風、空、雲、光、緑、風、気、揺らぎ…

産まれた時から繋がりを感じている
私と自然を更に繋げてくれている
物質的なものに飽き飽きしてしまった
見えないものへの意識を
確かに存在している気を
感じさせてくれる

表現方法、整理手段、言葉にならない感覚と感情
混沌とした身体の中を感覚で描き整えてくれる
これは自分で編み出した大切な方法

その方法に、後から当て込んだ「アートセラピー」というカテゴリー
学びはとても興味深くもっと学びたいとも思う

しかし、
この言葉にカテゴライズする事はない
資格、肩書き、そういう物や枠に惑わされるな、論外だ
本質を見る感覚を鋭くしろ
数や物質ではない本質
ダウン症の人たちが見せてくれる
いにしえのわたしたちが
本来歩むべき道を

きっとそんな風に言われたのだと思う

そして、必ずできる、沢山の場数を踏む事
デザインで培ってきた経験があるから大丈夫だと
そっと背中を押してくれた

大切なものをより実感し
殻を脱ぐ為の学びでした

ATELIER ELEMENT PRESENT www.element-present.com
STUDIO RODA www.studio-roda.com